655万人

655万人 これは日本の障害者の数です 20人に1人は障害者です
身体障害者351万人 知的障害者46万人 精神障害者258万人、 身体障害者のうち 40歳を越えてなる方は約60% 他人事ではありません いつ健常者が障害者になってしまうか分からないのです 
『バリヤフリーの社会をめざして』をテーマに 10月26・27日の2日間福岡市で中小企業家同友会主催の障害者問題全国交流会が、経営者・学校や施設、行政の関係者・保護者の方が全国から300名近く集まり熱心に話し合われました
(株)リフォーム三光サービスの社長 宮崎英二氏は、150名の会社で44名の障害者を雇用している経験をお話されました16年前に事業で失敗し、どん底の生活の中で再起を目指して なんとかできるようになった時に、初めて入社してくれたのが障害のある方でした 
くじけそうな時には手話で励ましてくれ、障害のある方がいなければ、今の当社はないと、障害者雇用100名を目指しています 障害者のそれぞれが有能な素質をもっていることにふれ 障害者に働く場を作ろう熱く参加者によびかけていました
障害者雇用は 100人に対し1,8%が国の目標ですが 現状は1,4%が全国平均です 非常に遅れています
 障害者の子を持つ母親が発言して、少しの時間でもよいので雇用してもらいたいと切実な訴えに涙がでました
企業に頼み歩いているがなかなか雇用につながらないという 行政の方の発言もありました
佐賀大学医学部の松尾清美助教授が、講演をされ 自らが大学生のときに交通事故により下半身が不自由になり 車いすの生活を余儀なくされました 松尾先生は福祉用具の開発や改良に参加して自立した自分の生活を例に上げなら 住宅や公共施設・商業施設のバリヤフリー化へ努力すれば、 家にこもりきりなったり寝たきりにならないために適切な移動補助道具を選択し、住宅を改造すれば自立した生活が可能になる 仕事場も、町並みも公衆トイレも交通機関も改善していこうと話されました
先生の指導した 手も足もない3歳の子が 車いすを特別につくり 明るく元気に動かしている姿に感動しました
いつか、自分が車いすの生活になるかもしれません、この事にもっと真剣に考えていく必要を強く感じた2日間でした
当社は 3年前から 障害者雇用をしていますが いなくてはならない働きをしてくれています