「今日は」こんにちは の意味

日本のこころの教育」 著者 境野勝悟 氏 本を読みました
日本人とは何か
日本という名前がどうしてついたのか、日の丸がなぜ 国旗になったのか、
多くの日本人が、外国人から質問されたらきっと答えられないと思います
 境野さんは、高校生700人の前で日本のこころを説きました 「自分の国の文化や伝統の価値を知ること、自分の人生に大きな太陽のエネルギーを感じながら世界の隅々にまで視野を大きく広げて平和な人生を」 
『日本人とは 太陽に生かされている、日が本〈もと〉で生きていることを自覚している民族なのだ』と熱く語りかけました

古代から 生命の源は 太陽であるということから、私たちの祖先は太陽を常に大切にしてきました
実はそこから 日の本という言葉が生まれました そして「の」が抜けて 日本 となりました

ぺりーが帰国時に 船に国旗をつけるように言い残したため 議論の結果 国旗は「古代から日本人がいのちの恩として愛してきた 輝く太陽のようでなければならぬ」と薩摩藩 島津斉彬より提案があり1854年7月11日 日の丸を天下に布告した

『お母さんを「太陽」と呼んだ日本人』 おかみさんとも言いますが、私たちの体、私たちの命は 太陽の命の身体であること、日・身(カミ)〈太陽の身体)と言った 
お母さんはいつも明るくあたたかくて私たちの命を産み 育ててくれました 母親はまさに太陽さんそのものだということです
お父さんは「尊い人」と言う意味

「今日は」こんにちは「さようなら」の意味も太陽に関係がありました
「今日は」は、太陽さんと一緒に明るく生きていますか という確認の挨拶だった
「太陽と一緒に生活しているならばご気分がよろしいでしょう」 「はいおかげさまで元気です」 「さようならば ご機嫌よろしいでしょう」と言って別れた その後 ご機嫌が抜けて さようなら となったそうです
 
 私たちの祖先が太陽を毎朝拝み、感謝して生きていた様子が目に浮かびます、普段なにげなく使っている言葉に太陽との深い係わり合いある事を知る貴重な内容でした
高校生の感想 「先生の話を聞いて日本人として生まれてきて 本当によかったと思いました」
 太陽に感謝、 母親 父親に感謝