三重県ミナミ産業

ヒントが苦境を救う
豆腐の作る機械の製造メーカーの2代目社長のお話をききました。
町のお豆腐屋さんがなくなる中、会社の機械もどんどん売れなくなってきました。つぶれそうな状態でその会社引き継いだ青年社長は、苦しみ抜いて ある商品を開発しました。卓上用 豆腐鍋です 
旅館で 一人用鍋がテーブル上にでると思います 下に固形燃料があるものです 約10分で目の前で豆腐が出来てしまう優れ物です。
構造は二重になっており、外側のなべは、地元焼き物 萬古焼を使い 内側はセラミックとききました 品名は 萬来鍋です。
 販促は、銀行の協力がえられないので 地元の新聞に記事として書いてもらいました。テレビの取材もあり 宿泊施設や飲食店で普及を進み 年産5万個 をつくり海外でも引き合いがあるそうです。
 豆腐店を対象ではなく、飲食店用に開発して、蒸料理やおかゆなど 色々対応できますので喜ばれているそうです。 売上げが大幅に増え 一気に会社を立て直したそうです
 あきらめず、今の仕事から新しい発想して マーケットを作っていった社長も話は、感動をおぼえました。