15日から岡山で開かれた、中小企業家同友会の全国総会に出席しました。ハンセン病の邑久(おく)国立療養所の見学コースに参加しました。1907年にらい予防法(明治40年)という法律ができたことによって現在までの悲惨な歴史となりました。ハンセン菌は極めて感染の弱い菌で、現在まで、14ヶ所ある療養所で働いている人に感染した事例はなく。伝染病として、絶対隔離したことは、完全な誤りでした。また、人権無視の監獄のような状態におかれ、家族と切り離され、結果として絶望の人生を数十年間送らねばならなかった。
国の誤った法律が、1996年のらい予防法の廃止まで89年間の続いたことにおどろきました。無念な人生を送った方々に国民の一人として、無知・偏見などまだまだ自分の中にあり、申し訳ないと思いながら帰ってきました。
現在日本には ハンセン病患者いません。全員治癒しましたし、たとえ病気になっても、完全に治ります。
指の変形など恐ろしい病気と思われてきましたが、多く場合は、皮膚の感覚が失う症状による、怪我ややけどによる、化膿など原因だそうです。いくつかのお話しを元患者さんや関係者の方から聞いてきました。国民の正しい理解がないと、この過ちをまた繰り返すでしょう。